史上初の5月梅雨入りを受けて期待の観察会

しっとりしているがもう少し気温上昇が欲しいかな・・・

まずまずの発生状況。5月としては盛況というほかあるまい。

フィールドにて

スタート地点ではこの季節に多いウラスジチャワンタケにご挨拶。

左から、ウラスジチャワンタケ、白い小さいキノコが最近のはやり(光るのがあるということで)、別の場所のウラスジチャワンタケ、サンデンのホダ場にて観察風景
       
左から、オリーブサカズキタケ、オオゴムタケ、キララタケ、不明の硬質菌(カボチャタケに近い属)
       
左から、ベニヒダタケ、同左裏、アラゲキクラゲ、ビロードムクエタケ?
       
左から、シロキクラゲ、その発生する同じ材に多数の硬質菌、その向こうから観ているMさん、陽気に誘われたカナヘビ
       
左から、イタチタケ、クロキツネタケ、カレエダタケモドキ
     
左から、キツネタケ、同左、ウスベニイタチタケ、同左裏面
       
左から、ハタケキノコ、イヌセンボンタケ、同左、ザラエノヒトヨタケ
       
ザラエノヒトヨタケ群衆
 
左から、ザラエノヒトヨタケ、同左柄の部分、フサヒメホウキタケ、ふたたびベニヒダタケ
       


農家の庭に戻って

同定台のキノコ
     

オオミノナメスギタケ
   

ウスベニイタチタケ:乾くと白帯びて全く違うキノコに見える。
 

クロキツネタケ:幼時はかなり黒い。
 

ヌナワタケ属の一種:この属に発光性のキノコが最近発見されているそうです(インドで)
 


顕微鏡観察

Yさんから検鏡を含めたレポートで同定の報告がありました。
     
「検鏡したところ胞子と二胞子性の担子器からフタツミオキナツエタケが近いと思います。」
       
「検鏡してみると胞子はザラザラしており、シスチジアが見られ、コザラミノシメジと思われます。」
追記
 
「ヌナワタケ属菌 発光しているかISO感度12800、露光5分で確認しましたが光っていませんでした。」

採取、観察されたキノコのリスト

アラゲカワキタケ
アラゲキクラゲ
イタチタケ
イタチナミハタケ
イヌセンボンタケ
ウスベニイタチタケ
ウチワタケ
ウラスジチャワンタケ
ウラベニガサ
オオゴムタケ
オオミノキナメスギタケ/別名:オオミノキナメツムタケ?(伊藤注)
オシロイタケ
オリーブサカズキタケ
カイガラタケ
カレエダタケモドキ
キクモンクヌギタケ
キクラゲ
キツネタケ
キララタケ
クヌギタケsp
クロキツネタケ
硬質菌sp/カボチャタケに似る、KOHで直ちに濃赤褐色に染まる
ザラエノヒトヨタケ
シロキクラゲ
スエヒロタケ
チシオタケ
チョウジチチタケ
ツエタケ/フタツミオキナツエタケと思われる
ツチナメコ
ニセヒメチチタケ
ニセホウライタケ
ヌナワタケ属の一種/光らず
ネンドタケ
ハタケキノコ
ハチノスタケ
ハラタケ目sp.1/ヒダは垂生しやや疎、全体に白色、径薬1cm、高さ薬5cm、
ハラタケ目sp.2/コザラミノシメジ
ヒイロタケ
ビロードムクエタケ?
フウセンタケsp/傘は淡褐色、柄は白色
フサヒメホウキタケ
ベニタケsp/カラムラサキハツに似て辛くない
ベニヒダタケ
ムジナタケ

同定 伊藤、中嶋、難波、山本
写真 中嶋、難波、山本