乾燥に負けた春


アミガサタケなく、そのかわりチャワンタケがいろいろ


フィールドにて

少し雨が降ったと思っていたけど林内も乾燥が続いているうえに気温が上がらずキノコの発生はイマイチです。子嚢菌のチャワンタケなどがいつもより目立っていました。

観察活動の状況
       
   
フィールドで撮影したキノコ
左から、コヨヘイジ、同左、オオシトネタケ、同左
       
すべてオオシトネタケと思われます。
       
左から、橙色の小盤菌、同左、オオシトネタケ
     
橙色の小盤菌はときどきみかけるのですが、まだ名前がわからない。オルビリア属のキノコに似ている。
今回は検鏡したものの未熟なのか胞子が出来ていなかった、残念。


同定台のキノコ

同定台の写真です
   
コヨヘイジの表側を別写真で
 

顕微鏡による観察

オオシトネタケの胞子は楕円形で両端に尖った毛が数本ずつ出ているのが特徴。フクロシトネタケの胞子では毛でなくくちばしのような突起が一端に1つずつなので判別しやすい。
   
最後の写真は、小さく黄色い盤菌(チャワンタケの仲間)です。未熟な個体だったのか、まだ胞子ができていない子嚢だけの写真です。種の判定には及びませんでした。オルビリア属の一種が近いと思います。
 

採取キノコリスト


属、科名は「あいなのきのこ 写真リスト 2024」によっています。
ウラベニガサウラベニガサ属ウラベニガサ科
エゴノキタケカイガラタケ属タマチョレイタケ科
オオシトネタケシャグマアミガサタケタケ属フクロシトネタケ科
オオヒラチャワンタケチャワンタケ属チャワンタケ科
キクラゲキクラゲ属キクラゲ科
キコガサタケコガサタケ属オキナタケ科
キララタケキララタケ属ナヨタケ科
クロコブタケアンニュロヒポクシロン属クロサイワイタケ科
コガネニカワタケハナビラニカワタケ属シロキクラゲ科
コヨヘイジベニタケ属ベニタケ科
ツチグリツチグリ属ディプロシスティス科
ヌメリイグチヌメリイグチ属ヌメリイグチ科
ネンドタケサビアナタケ属タバコウロコタケ科
ビョウタケの仲間属不明ビョウタケ科
フウセンタケの一種属不明フウセンタケ科
ホウキタケの仲間属不明ラッパタケ科
ホコリタケホコリタケ属ハラタケ科
ロフォデルミウム・ジャンナネンスロフォデルミウム属リティズマ科
日本産キノコ目録からの変更
エゴノキタケ(チャミダレアミタケ属→カイガラタケ属)
オオシトネタケ(フクロシトネタケ属→シャグマアミガサタケ属)
クロコブタケ(アカコブタケ属→アンニュロヒポクシロン属)
コガネニカワタケ(シロキクラゲ属→ハナビラニカワタケ属)

同定 中嶋、鎌田、坂本、鈴木、室井、桐島、伊藤、難波
写真 中嶋、難波
リスト 難波、鎌田、中嶋