(秋のキノコと鍋の会)

 年に1度、きのこのアマチュア研究家がその粋を凝らして製作する「きのこ鍋」が、本年も11月3日(日)ここ淡河のキャンプ場に登場いたしました。当会きってのキノコ狩り名人たちより提供された天然野生の上質の多種多様なるキノコが贅沢に使われ、慎重かつ多くの舌の意見の合議制による最高の味付がなされ、また、念の入った火加減による充分な時間を費やして深みを増さしめた、味噌仕立て、醤油仕立てのふたつのキノコ鍋が、早朝よりきのこウォッチングなどして日頃より空(す)き加減のお腹を温めたのであります。

 また、丹波黒豆、キノコのマリネ、かまどの火にかかる見事な釣果、・・・限りない美味創出の連続にキノコ・シーズンを締めくくる秋の収穫祭的碧空下の宴は、集まった人々の親交を益々深めていってくれたのでありました。

 今回は、テレビ局取材もあり、事務局の方々はじめ準備、案内も大変だったことかと存じますが、その甲斐あって、放映された番組にも、キノコ鍋の旨味と充実した会と会員の活動がよく伝わったものと感じております。

 キノコの会を動かす、最大の原動力とも考えられる本行事をこれからも大切にしていきたいものです。


(写真)会の風景


 *何ともバイタリティーのある関テレの撮影スタッフさんたち。


 *We like mushroom hot-pots!