(新年山芋パーティー 2005年1月9日)

 by あいこ


 山芋、それも野生のものは自然薯と呼ばれて高級品の名にふさわしい風味と味を兼ね備えたお芋を会員のガッツで美味しく頂く会に参加させて頂きました。

 まず、どうして野生の山芋が高級品かというと、掘るのにとーってもとーっても手間がかかるのです。芋の直径は5センチでも、折れずに掘り上げる為には人間が中にはいっちゃうくらいの大きさの穴を掘るんです。
 今年は期待の新星K君の努力が実って沢山の自然薯が会場にお待ちかねでした。
 山芋掘りをして下さった皆様ありがとうございます。私の会社は毎年30日まで営業なので参加できずに申し訳ありません。

 その次もとても大切で、ガッツがいる作業が待っています。
 霜柱や路面凍結、はたまた雪が降るような寒い日でしたが、みんなの努力の結晶を綺麗に掃除します。勿論、水で^^

 綺麗になったら、かゆみに負けないで頑張ってすり下ろします。
 私はこの時は焼き芋番長の役をイラチベさんから仰せつかったので、すってませんが、 これもとっても大変な仕事です。ガッツがいります。

 すり下ろした自然薯はとろろ汁にしますが、自然薯は堅さが違います。さすがに高級品です。
 ここからが最大の体力勝負!だし汁を少しずついれて、とろろ汁になるようにのばしていきます。
 すり鉢は、見た事ないくらい巨大サイズです。すりこぎは私のリーチくらいの長さがありました。
 これでさんじょうさんの飴とムチのお言葉を励みに交代でとろろ汁にしていきます。
 最後は肩が抜けるんじゃないかと思うくらい力仕事でした。

 男性陣は裏の竹やぶで竹を切り、焼き芋のたき火の近くにお酒をいれてくべていきます。
 竹酒というんでしょうか?お酒を飲まない私は良く分かりませんが、でもなんだか贅沢な感じですよね。
 お酒が温まったら次はアマゴの塩焼き&ふきみそ焼きを仕込みます。
 その横では貝や、おもちや、だいこんの煮物、豚の角煮なども広げられています。
 美味しいモノは早い者勝ちです。あっという間になくなっていきます。「え?そんなの 食べてないけど」の声が聞こえて来そうですが、すみません・・・・美味しかったです。

 そうこうしている間に麦ご飯も完成して、のみむらさん・イラチベさんの挨拶もおわって乾杯した後、ほんのり土の香りがするとろろをかけて美味しく頂きました。
 食卓には他にも美味しいおかずが並びます。
 みんなでいろんな作業を分担して、美味しいご飯を食べる新年会。
 美味しさの隠し味はきっと参加された会員みなさんのチームワークなんでしょうね。



冷たい!!
仲良く芋洗い
誰かサボってない?
焚き火のまわりで
みんなの分は?
アマゴが焼けた
庭でもグルメ
麦ご飯準備
すってます
テーブルが足らず
部屋は満員
おなかもいっぱいに