(秋のキノコ観察合宿 2005年10月1〜2日) (参加者39名)

 by イラチベ


 今年も合宿が終わってしまいました・・・
 昨年はマイクロバスで修学旅行のような信州行きでしたが、今年は初心にかえって足元のフィールドを調査。
 暑い9月のせいか、数日前に絶好と思われる降雨があったにもかかわらず、結果は大ハズレで、状態の良いキノコはおおくありませんでした。
 それでも、参加者を6班に分けて探索したところ、それなりに見つかり、幸いにも乾燥キノコや黴キノコのオンパレードは免れました。

 同定は宿舎で班毎に6つのテーブルで行いました。
 思いのほか?の熱気に同定が懇親会の時間にずれ込むほどで、研究会始まって以来との声も・・・
 とか言いつつ、女性陣は胞子よりも白こぶ病線虫の群舞に大騒ぎでしたね。

 同定が一段落すると、恒例、懇親会という名の呑みむらさんワールド!
 ビールが進めば、棟梁から議長に変身して、会のあれこれ、関係ないことも議題になります。  そして、0時を過ぎて、まだまだ宴たけなわのころ、9月の定点で注目を集めた24歳の新入女性会員Uちゃんのフィアンセが仕事を終えて到着。
 大柄で格闘家小川直也に似た(と思ったのは私だけ?)青年が登場しました。
 入会後最初の顔合わせが、真面目な観察会でなくこの宴会とは気の毒な・・・
 全員初対面且つ大勢の海千山千の(おまけに相当アルコールがまわった)会員に囲まれて落ち着かない様子。
 やっかみから皆に散々いじめられましたが、「気を付け」の姿勢で超真面目な自己紹介をするフィアンセに、呑みむらさんが「非常に良い青年のようだから、2人の結婚を認める」と宣言、爆笑に続いて拍手喝采の渦となりました。

 そんなこんなで、宵っ張りに付き合っていたら、な・な・なんと朝の4:30になっているではありませんか。
 歳には勝てず、朝からアリナミンのお世話になりました。

 さて、二日目のフィールドは昨日よりも更にキノコの姿が少なく、早々に古民家での昼食としました。
 前夜の反動で元気のない会員が多い中、食菌女王あいちゃんが孤軍奮闘。
 しかし、やっと採集した新聞一枚にのるキノコの同定はすぐに終わりました。

 名残惜しさに解散宣言もなかなかで出ず、いつもながらそこここで語らっていましたが、陽もちょっと傾き、皆ようやく家路につきました。

 賑やかな後の帰り道というのは何となく寂しいものですね。
 2週間後には定点観察会でまた会うと分かっているのですが・・・
 つくづくきのこ仲間は楽しいと思った合宿でした。


   観察種リスト


オオオニテングタケ
セミノハリセンボン
ナガエノスギタケ幼菌
おつかれオニヤンマ班
テーブル6つ
ワイワイ同定@
ワイワイ同定A
顕微鏡を覗くツネちゃん、見てるのは胞子ではありません
懇親会の漫才
二日目班はごっちゃに
古民家で昼食
そろそろ解散