春のきのこと山菜を楽しむ会

2011年4月29日

「春のきのこと山菜を楽しむ会」に参加して
矢田部直之
 娘が小学六年生の夏休みの自由研究できのこ図鑑を作ったときに入会させて頂いて以来、早いものでもう三年以上の月日が経ちました。
中学校の理科の自由研究もきのこ、家庭科の夏休みの課題も神戸の山の食材図鑑と、すっかりアウトドア三昧に育った娘は、きのこの研究をすべく御影高校へと進学していきました。
 その娘と、毎年、楽しみにしているのがこの「春のきのこと山菜を楽しむ会」と「秋のきのこと鍋の会」です。三年前には山菜はスーパーで買うものと思っていたのが、今では、毎週末、山に入っては山菜採りを堪能しています。
私も娘も一番のお気に入りは、コシアブラです。今年は寒さのため、芽吹きが遅れており、私が探しに行ったときはまだ、わずかに芽が出始めている程度で、とても食べられる大きさではなかったのですが、さすがに、会員の諸先輩方は豊富な知識と行動力で、今年もたっぷりとコシアブラを仕入れてきて下さいました。お土産に余ったコシアブラまで頂いてしまったので、今年はもう、自分で採りに行く必要がなくなってしまいました。
 また、「春のきのこと山菜を楽しむ会」で出会える春のきのこも毎年の楽しみの一つです。
道のど真ん中に生えているカバイロサカズキタケや、路傍に生えているトガリアミガサタケなどは、毎年のように出会えるのですが、今年は初めて、図鑑でしか見たことのなかったシャグマアミガサタケを見ることができました。図鑑で見たとおりのグロテスクな姿で、普通の人が見たら気持ち悪がって蹴飛ばすことすら嫌がりそうなこのきのこを、娘は、喜んで写真に撮って、私に嬉しそうに見せてくれました。
 

 今年も、皆様が持ち寄って下さった多くのごちそうと、新鮮な山菜に囲まれて、とても楽しい一日を過ごすことができました。幹事の方をはじめとする会に参加された全ての皆様、本当にありがとうございました。
 追記:皆様の持ち寄って下さったごちそうはどれもとてもおいしかったのですが、その中でもイナゴの佃煮を食べられたことを喜んでおります。
子供の頃、周囲を田んぼに囲まれた環境で育った私は、イナゴが食べられると聞いて、袋に大量にイナゴを捕まえて家に帰ったのですが、都会育ちの母は残念ながら料理してくれませんでした。
その時以来、三十数年の時を経て、ようやく念願が叶いました。このようなものに出会えるのも、この会の大きな魅力の一つだと感じております。

 

 
 

 

 






自慢の一品
タコのお造り・もずく 土佐酢・フグヒレ(iguchi)
トマトのキムチ・ヤムウンセン(タイの春雨サラダ)(mitsuhashi)
茄子の香味揚・パイナップル(kashiwado)
ミックス きのこのさっぱり梅煮・帆立貝のオイスターソース炒め(sugiyama)
ブラットオレンジジュース・ポテト・しいたけあげ(koutoku)
オードブル{牡蠣スモーク・アンチョビ・クリームチーズ}クラッカーのせ(koiwai)
くるみケーキ(yamada)
べたべたポッポちゃん(tada)
いちご(nakashima)
筑前煮・お赤飯(nakao)
葉わさびじょうゆ漬・つくしのつくだ煮・大根葉のごま油いため・あっさりサラダ・コゴミの白あえ・コゴミのくるみあえ・わらび しょうがじょうゆ浸し・干しぶどうとごまのバターロール・とちの実 クッキー(iwasaki)
大根の甘酢漬・コシアブラの酢味噌あえ(香り上場)(akiyama)
コウタケコンゴ(yatabe)
クッキー(okuda)
こくわ(aoyama)
グリーンアスパラ バジルサラダ・オムレツ・山ウド酢みそあえ(nakajima)
無農薬野菜のサラダ(ueda)
西区産 いちご(abe)
クロワッサン(チョコ)・きのこパン(mori&ishida)
いぶりがっこ(iida)
ネーブルオレンジ・代官山ラスク・手巻納豆(tsuchiya)
黒豆ごはん(nozawa)
よもぎケーキ(shohei)
自家製 マイカの一夜干しあぶり・一口おはぎ(kawai)
トラのしっぽのからあげ(sanjo)
干し柿・いなご(yumoto)

  
  
  
  
  
  
文:yatabe
写真:さんじょう、なきのこ