あいなでキノコにタッチ!、キノコ観察会報告

 盛夏の晴天の厳しい日差しの中、汗だくになりながらではありましたが、応募いただいた7名の勇猛な方々と、楽しいひとときを過ごすことができました。
 実は男性2名女性5名、しかも子供さんもというたおやかなメンバーに見えて、暑い中でもへこたれるどころか、1つ1つキノコを見つけては体を地に近づけカメラのシャッターを切る活発さにスタッフも次第に乗ってきたという、予想以上の展開に、キノコの種類が限定されていたにもかかわらず、話が弾み、7名のグループにしてはにぎやかに森の中を探索しました。
 研究会の4名のスタッフに加え、ARコーディネーターと国営明石海峡公園事務所から計4名のスタッフの方にも案内や施設の管理、準備にいろいろ助けていただきました。
 また、あいな育みの会から3名の方に昼食を段取りいただきました。
 夏野菜をはじめ地元産品による工夫を凝らしたお弁当に素麺の冷汁と、フィールド観察のあとの疲れを癒し空腹を満たす食事となりました。
 お土産にヤマモモもシロップやジャムの格安販売もありました。
 さて、キノコの面々は、この時期の藍那の特徴をよく表わした、「イグチ」の花盛りを感じる発生ぶりでした。
確認されたキノコ
キイロイグチ、ハナガサイグチ、ミドリニガイグチ、アケボノアワタケ、シロツルタケ、フクロツルタケ、コテングタケモドキ、シロタマゴテングタケ?、アイタケ、ドクベニタケ、ケショウハツ、カワラタケ、チャカイガラタケ、クロコブタケ、スエヒロタケ

文:なきのこ & 写真:kimatarou