返信先: クヌギタケspはアクニオイタケか?

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#11935
匿名
無効

ゲスト様
長い間何も返信せず申し訳ありません。
調べていたものがまとまったら再度投稿しようと思ったのですがなかなか思うようにいかず今日に至ってしまいました。
ご指摘の海外のHPの検索表をたどれば匂いを無視すればアクニオイタケに辿りつきます。
やはり気になる点は匂いで硝酸臭と表現されているようですがそれがいまいちよくわかりません。一体どんな匂いなのでしょうか?身近にあるものでどのようなもの嗅げばその匂いに辿りつくのでしょうか?このききのこよく嗅げば匂いがあるのですがあまりはっきりしない匂いです。

傘は径1.0-1.7cm,円錐形~釣鐘形で多数の個体で中心には乳首状突起があり,表面は平滑,粘性はなく,条線は傘の中心付近まであり,縁はやや微鋸歯状,幼時は暗褐色でしばしば白いかすり状のものがあり,成長すると色あせて黄土色.肉は厚さ1.5-2.0cm,傘・柄ともに表面と同色で乾けばほぼ白色,質はやや脆く,特別な味はないがわずかに異臭がする.柄は3-5×0.10-0.25cm,上下同径で曲がるものが多く,中心性,中空,平滑,表面は傘と同色かやや淡く,白い微粉状のものがあり,基部には白い菌糸束がある.ヒダは直生,やや疎,小ヒダがあり,幅1.0-3.0mm,全縁,淡灰色で縁は白色.胞子紋は白色.

担子胞子は大きさ9-13×6-8μm,Q比1.3-1.9,楕円形~広い楕円形,無色,アミロイド.担子器は大きさ37.5-42×8-10μm,棍棒形,4胞子性,基部にクランプあり.子実層托実質は並列型,偽アミロイド,菌糸の大きさ10-25μm,クランプは見当たらない.縁シスチジアは大きさ25-45×2.5-12.5μm,群生,円柱形・棍棒形・紡錘形でときに先端は急に細く,分枝し,球状となり,また凸凹しているものもある.側シスチジアは見当たらない.傘上表皮は平行菌糸被で,菌糸の太さ2.0-2.5μm,表面の菌糸は疣状~短指状のときに分枝する突起物が存在し,クランプはある.傘実質は偽アミロイド.柄上表皮は平行菌糸被で,菌糸の太さ2.0-2.5μm,傘と同様で表面の菌糸は疣状~短指状のときに分枝する突起物が存在し,クランプは見当たらない.

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Written by 買うとく

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