鳥取に戻る前に、明石市内の公園を見て回りました。
この公園には去年から行っているのですが、かなりの量が見られて驚きです。
ヤマドリタケモドキ、ツルタケ幼菌、ナラタケモドキ。

サンコタケ(紅色型)とオニイグチ。サンコタケは定点観察会の時に見たことがあるのですが、発生しているところを見るのは初めてなので驚きました。
オニイグチは鱗片が尖っていなかったので「モドキではない」と思ったのですが、安直すぎるでしょうか。
下の2種はよくわかりませんでした。(上は去年のものです)


上はアンズタケ属の思われるキノコなのですが、傘が紫色です。上右は同種と思われる個体の老菌なのですが、傘が黄褐色です。
図鑑を見てもこれと同じようなキノコは見つからず、よく分かりません。最近、オトヒメアンズタケ(Cantharellus atrolilacinus)が掲載されている本を見つけ、このキノコに一番近いようには感じたのですが、掲載されている写真ほど奇麗な葡萄色ではないんですよね…
写真は去年のもので、今年は見つけることができませんでした。研究室に持って帰っていろいろいじりたかったのですが残念です。
下のきのこは小型~中型で傘は褐色繊維状、基部がふくれます。フウセンタケ科(特にアセタケ属)を中心に調べたのですが、よくわかりませんでした。もしかしたら見当外れだったかも知れません。
その他、キクバナイグチ、アカヤマドリ、キイロイグチ等たくさんのキノコが見られました。
追伸:ようやく原色新菌(2)が手に入る目途が立ちました。どこの大型書店、オンライン書店を探しても売り切れで、いつからそんな希少本になったんだと思いました。どうやら出版元の保育社で品切れになっているみたいです。さすがに絶版はないでしょうけど、重版されるのはいつのことやら…
Written by おおまえ