不明菌2

不明菌2

  • このトピックには6件の返信、2人の参加者があり、最後に匿名により14年、 4ヶ月前に更新されました。
7件の投稿を表示中 - 1 - 7件目 (全7件中)
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    投稿
  • #11123
    匿名
    無効

    yamagawaさんのキツネタケの件が未決のままですが、追い撃ちかけるように鑑定依頼をお願いします。今日あいなのチップまじりの土道から束生のものが多数散在していました。
    ひだは初め淡い黄色でのち濃茶褐色になりますが、ヒトヨタケのような黒にはならないようです。
    nakinoko_1258895429000_C00988.jpg

    nakinoko_1258895453000_C00990.jpg

    nakinoko_1258895493000_N6107.jpg

    nakinoko_1258895503000_N6114.jpg

    Written by なきのこ

    #12721
    匿名
    無効

    発生環境がウッドチップということですのフミヅキタケ属菌ぽいですがいかがでしょうか?

    フミヅキタケ属菌でツバがないキノコはハタケキノコかツバナシフミヅキタケあたりですが、個人的には後者っぽく見えます

    文献では側シスチジアが普通にあれば後者、まれにあれば前者となっていますね
    Written by 買うとく

    #12723
    匿名
    無効

    やはりフミヅキタケ属あたりですか・・・
    シスチジアが検鏡してもなかなかわからないので困っています。どのような形なのでしょうか。
    また参照された文献名(2種の違いが掲載されていますか?)がわかれば教えていただけますか?
    写真のとがったものがシスチジアでしょうか?(非常にぼけています)

    nakinoko_1259015964000_cys.jpg

    Written by なきのこ

    #12724
    匿名
    無効

    ハタケキノコとツバナシフミヅキタケの記述を並べて今回採集したキノコに該当する方を朱字にして表をつくりました。
    どちらかというとツバナシフミヅキタケ優位ですね。

    nakinoko_1259067411000_hyo.jpg

    Written by なきのこ

    #12725
    匿名
    無効

    青木実著の日本きのこ検索図版には側シスチジアの有無で両者がわかれていました。

    よく調べてみると、日本菌学会会報の1巻に本郷先生がフミヅキタケ属菌の検索表を載せています。
    それによると、シスチジアに黄金色の被膜物があればツバナシフミヅキタケ、なければハタケキノコと分かれています。
    こちらのほうがわかりやすいと思います。

    側シスチジアは少ないので縁シスチジアを確認してみてはいかがでしょうか?
    ヒダを押しつぶせばもう少しみやすくなるかもしれません
    Written by 買うとく

    #12726
    匿名
    無効

    黄金色のシスチジアがありました。写真1
    はじめふつうの嚢状形のシスチジアに目が行っていましたが、よく見ると写真内にありました。写真2
    よくよく見ると、ヒダ実質の細胞内や柄の肉の細胞内にも黄金色の菌糸がときどき存在しています。写真3(ひだ)

    nakinoko_1259151332000_cysgold1.jpg写真1

    nakinoko_1259151343000_cysgold2.jpg写真2(赤い矢印は普通の透明色、青い矢印が金色)

    nakinoko_1259151355000_cysgold3.jpg写真3

    Written by なきのこ

    #12727
    匿名
    無効

    フミヅキタケ属菌は有色で黄金色のシスチジアを持つものが多いようです。

    ツバナシフミヅキタケは側シスチジアの先端に黄金色の分泌物があると文献には書いています。
    要はシスチジア全体が有色ではなくその先端に黄金色の物体が付着しているということです。

    私も実際に顕微鏡で確認したことがないのでどのような見え方をするのかはよくわかりません。

    Written by 買うとく

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