大山のキナメツムタケの栽培に成功したのですが

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大山のキナメツムタケの栽培に成功したのですが

  • このトピックには6件の返信、2人の参加者があり、最後に匿名により13年、 6ヶ月前に更新されました。
7件の投稿を表示中 - 1 - 7件目 (全7件中)
  • 投稿者
    投稿
  • #11254
    匿名
    無効

    今年の猛暑でプラ舟で作ったプランターのキナメ菌がほとんど枯れ死状態になってしまいました。
    昨年はすずしくて、どちらかと言うと寒い夏で、一度も海に入れませんでした(海で貝採りも好き)。ですからキノコの越夏は容易でした。しかし今年の夏は東南アジアより暑いくらいの夏だったと、ラジオでお天気キャスターの森田マサミツさんが言ってましたが、この猛暑にやられてしまいました。屋根はしていましたが、蒸れてしまったのでしょうか、もうちょっと注意してやればよかったのに、悔やまれます。でもプランター内のほだ木の中に生存してると思うので、また丁寧に清掃して住み心地のよい環境を作ってやらねばと思っています。

    昨年12月に発生したキナメちゃんを初披露します。
    ここはマニアックなサイトなので皆さん関心ありますよね。
    あらら

    画像ファイルが大きくてアップロードできませんでした。

    縮小
    ×印が出たけど見える?はて?
    写真のファイル名が日本語だからかな?変更しよ

    Written by obeta

    #12904
    匿名
    無効

    昨年の話ですけど、今年もキナメツムタケは発生しなかったかと、少し残念な気持ちで、プランター内のホダ木をはぐってみるとメリメリというような音がして、菌糸束が切れる音がした。木の裏側を見ると、米粒を少し大きくしたような卵状態のキノコの子が出来ていました。それが11月29日、この写真はその後、12月23日の写真です。
    インターネット上でよくナメツムタケ3兄弟と言われていますが、白ナメツムタケ・チャナメツムタケ・キナメツムタケ。そのうちのキナメツムタケの発生に平地で成功したのです。なにか神がかり的なものを感じて、ちょっとこわい気持がしました。
    僕は大山のきのこで、キナメツムタケが一番いいきのこだと思っています。香りは淡いマツタケのような香りがあり、汁にも、鍋にも、ご飯にもできます。ただ残念なことに、虫がつきやすく、成熟し、胞子が飛ぶようになると、土臭くなることです。だからこのきのこの評価はある人はいい点を付け、ある人はまずいと評価が分かれています。
    きのこの採取で僕が気をつけているのは、きのこを根こそぎ取らないことです。根元からきのこを引っ張ってとると、次年度そのシロはきのこが生えてこなくなるので、同定のために一本は根元から採っても、その他はハサミを使って採取し、菌糸のつながりを傷付けないようにしています。

    Written by obeta

    #12905
    匿名
    無効

    ホダ木をはぐって、キナメツムタケの子実体を見つけたときの写真です。かわいいですね、これがほんとうのきのこの赤ちゃんです。

    栽培して採取したきのこは私が鍋にして食べました。
    山で採ってきたきのこより虫が少ないし、清潔できれいなキノコでした。また味、香りとも自然のものと同等かそれ以上だと感じました。

    次年度は、チャナメツムタケも、同様に栽培試験をしようと思います。

    チャナメ3兄弟は例年10月を過ぎれば発生します。シロナメツムタケが一番早く、ポツポツ生えます。二番目にチャナメツムタケで最盛期は10月中旬、三番目にキナメツムタケが生えてきます。キナメツムタケの最盛期は木の葉が落ちてキノコが見辛くなった11月初めです。落ち葉の保護色に守られているので、群生を見つけたときはびっくりします。

    Written by obeta

    #12906
    匿名
    無効

    obetaさんどうやってキナメツムタケの苗を育成されているのですか?私もやってみたい感があります。会で少し涼しい環境の畑を借りてますので。もちろn畑といってもキノコのホダ場(のようなもの)ですけど・・・
    Written by なきのこ

    #12909
    匿名
    無効

    先ほど、2時間くらいかかって返信を書いていたら、時間切れだったのか、サーバーで拒否されてしまいました。

    商業秘密なので、私の栽培方法は教えてあげられませんが、一般的なきのこ菌同様、採取したきのこから胞子を取り瓶培養(広葉樹おがこのみ)で、種菌を作ればできます。普通に木から生えるきのこではないですが、ナラの木に打ち込んで、ホダ木を作ります。

    キナメツムタケは落ち葉に菌糸を張り巡らし、次の宿主を求めて菌糸を伸ばしていきますので、広葉樹落ち葉はきのこの食べ物としても必要です。
    こんな返事でよろしいでしょうか?
    Written by obeta

    #12910
    匿名
    無効

    もうひとつヒントです。
    キナメツムタケ、チャナメツムタケ、ナラタケなどは、はっきりした菌糸束を持っています。菌糸束の外側は防護壁で中はキノコの菌糸の束になっていてなんだかゼラチン状のように見えます。
    ホダ木から効率よく菌糸束を出す条件が整えば、きのこの発生は可能です。キナメツムタケはコロニーを作るくらい繁殖力が旺盛なので菌糸束を出すスピードは早いです。一週間で蛸が頭に手をあげるみたいに伸ばしたことを経験しました。それには広葉樹落ち葉や水分、コケなどが必要だと思います。繁殖力は旺盛ですが、雑菌はできるだけ排除するように心がけないと、雑キノコに住処を乗っ取られます。(笑)落ち葉なども水洗いしてから使うといいと思います。偉そうに書いていますが、実は僕は失敗だらけなんです。ホダ木の外側に菌糸が白く蔓延したと喜んでいたら一夜のうちにナメクジにやられたなんてことはざらです。でもこのきのこは菌糸の伸びが速いので僕でもなんとか実験ができているということだと思います。
    Written by obeta

    #12915
    匿名
    無効

    キナメツムタケの生育環境写真・2010.10.20に撮りました。

    苔の下から出てきました。

    苔の下の菌糸束(黄色っぽいものがそれです)

    湿った朽木のある環境を好みます。

    太い菌子束からきのこが育っています。

    木の下の菌糸。

    キナメツムタケ(黄)とナラタケ(黒)の菌糸束。

    写真を縮小したので見えにくいですね。

    Written by obeta

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