行程概要
日程 2025.9.13~9.14
観察地 鳴沢村恩賜林内
参加者 20名
2025.9.13(土)樹海台駐車場周辺
10:00 現地集合 富士急行線(富士山麓電気鉄道)河口湖駅 駅舎東観光案内所前
10:20 富士山麓調査地へ出発 樹海台西側へ
10:40 富士スバルライン三合目 樹海台駐車場到着 キノコ観察開始
12:20 駐車場にて昼食
12:50 午後の踏査開始 樹海台の東側でキノコ観察
14:00 聖母マリア像周辺で観察
15:00 樹海台駐車場に集合 休憩ののち分乗して宿所へ向け出発
富士スバルライン、県道707号線経由 宿所へ入宿
16:20 夕食会場へ出発 徒歩10分 甲州ほうとう小作 河口湖店
18:00 宿所へ出発 途中コンビニ寄りあり
19:00 同定会 兼 懇親会
21:00 同定会終了 入浴、就寝
2025.9.14(日)奥庭周辺
7:00 起床、身支度ののちチェックアウト
8:00 宿所を出発 1.4km自動車移動
8:20 朝食 ガスト河口湖店にて
9:00 隣接オギノ河口湖店(食品スーパー)で昼食等の買い出し
9:40 出発 県道707号線、富士スバルライン経由
10:50 4合目 奥庭駐車場到着 キノコ観察開始
12:30 奥庭駐車場で昼食と同定会
13:00 解散(河口湖駅解散を奥庭現地解散に変更)
下山、5合目への観光など思い思いに
今回、入山にあたっては、きのこを食用に採取するのではなく、学習・研究目的で採取・観察するということで、特別に許可を得ています。基本的に採取して同定・記録したのちは、元のフィールドに返しています。
現在、東日本大震災の影響で富士山麓のキノコに放射性物質が含有されており、「きのこ採取」の入山鑑札は発行されていません。
きのこにまつわるエピソード
きのこに詳しいWさん・Yさんの同定のおかげで、見過ごしがちな、目立たないけど珍しいキノコをたくさん見ることができました。
亜高山帯のキノコは普段神戸では見られないものも多く、レッドデータにも載っているツガノマンネンタケなどは、キノコがたくさんありすぎると絶対見向きもされないだろうと思われるものです。
地衣類も、変化に富んだいろいろな種類が見られるのは、さすがに大木だらけの樹海だなぁと感心させられました。
ベニテングタケは2日目の最終盤にとうとう1本見つかりました。信州のベニテングタケとは異なる種であると判っていますが、やはり森の精ともいうべき鮮やかで明るい色合いで佇んでいました。
もちろん、早くもマツタケも頭のほんの上だけ出していたところを見つけられ、慎重に掘ると約10cm。赤松とは無縁の針葉樹の根本です。
ほかには美味しいハナイグチ、怪しい笑みがこぼれるワライタケもありました。
9月13日は109種、9月14日は98種を記録しました。現在キノコのリストは整理中ですが、暫定版は以下よりご参照ください。
その他のエピソード
集合場所てんてこまい
連休、地元の秋祭り、押し寄せるインバウンド客でごった返す河口湖駅の駐車場に集合しようとしたのですが、集合時刻に近づくにつれ、あっという間に満車、縦列待ち!
急遽、近くのローソンへ三々五々移動し再集合しました。とても空いていましたが、気がつくとここはなんと、世界的に有名になった、富士山を背景にするローソンでした。
部屋割り問題
宿に着いて、早速入室して休んでもらおうとくじを引き部屋へ来ると、なんと部屋番号が違う!!宿主が部屋を変えたのに連絡をしてくれてなかったので、バタバタでとても窮屈な思いをさせてしまうことになりました。ホントに申し訳ありませんでした。
クジは無駄になってしまうし、朝のチェックアウトに宿主は現れないし、この宿は今回が最後です。
腹一杯のほうとう鍋
大きなお店のほうとう店で楽しい夕食をいただきました。分量がハンパない。ここのほうとうは普通の2倍の幅で、かぼちゃが多く入って美味しい。実は2日目の夜も、もう1つのほうとう専門店でほうとう鍋を食べたけど、やはり初日のお店に軍配があがります、
事前に、空いている時間帯を電話で聞いたら「ずーっと混んでます」とのことだったので心配してましたが、皆さんのご協力で、16時半入店すると待ち時間ゼロで席につけました。
雨だったから少しラッキーかな。でもその後は待ち列ができてました。
赤い富士山
近づくにつれ分かるのですが、富士山の土は赤っぽいので、5合目までくると赤富士は赤い光だけじゃないんだなと思うのです。
3合目の樹海台で急斜面を登る時も、足元の溶岩粒がずぶずぶ崩れて大変でしたが、ここにも赤い粒がたくさん。肥えた土とはかけ離れた地上に枯れ木が積もってキノコ、コケがたくさん出ているのですね。
樹海で迷わないために
持参したスタンドアローンのGPSナビは、10年前にも使用したもの。すでに生産終了だが、国土地理院地形図を使える優れもの。時折、キノコを探すより、このGPSを覗き込む方が多いときも・・・。ついついみんな、楽な方へと坂を下るから、元の場所へ誘導するのに一苦労。「もっと左、もっと左、もっと左、もっと、もっと、、、、」
コース
今回は3合目、4合目で観察しましたが、樹海はなかなかさっさと進むことができません。予定していた行程の半分ほどの距離を歩いたに留まりました。それでも、スケールの違う樹海の雰囲気を体感でき、非日常の経験ができて良かったと思います。
左:1日目(9/13)のコース、右:2日目(9/14)のコース


参加者よりひとこと
(M.Sさん)
富士山3つのサプライズ。膨らむランチパックで気圧を見た。
都市伝説の樹海は、緑をまとう静かな森だった。そして可愛すぎる毒きのこにキュン❣



(S.Yさん)
きのこ合宿、ありがとうございました
ご準備、当日のご案内など本当にお世話になりました
私自身、初めての兵庫きのこ遠征、合宿、富士山、静岡、山梨ドライブなどと初めて尽くしでした
(H.Sさん)
いろいろ段取り、調整、本当にありがとうございました。富士山の樹海でキノコ探しなんて、キノコ会に入ってなかったら巡り会わない出来事でした。感謝です。
マクキヌガサタケ:家に卵をもらって連れて帰りました。キレイなお姿にお目にかかりたいものです。笑


(M.Mさん)
きのこ合宿に参加させていただき、ありがとうございました。イレギュラーな動きをしてしまい、ご面倒をおかけして申し訳ありませんでした。ただ、息子にとっても、私たちにとってもとてもよい思い出となり、「行ってよかったー!」という気持ちでいっぱいです。
また機会がありましたらぜひ参加させていただきたいです。ご計画いただきありがとうございました。
とても美しいきのこにたくさん出会えて楽しかったです。

(M.Sさん)
念願の富士山合宿に行けて、普段見られないものがたくさん見られて嬉しかったです。
今回は迷子にならないぞ!と思っていたのですが、最後に集合時間に間に合わないという
失態を犯してしまい失礼しました。あの時S.W君と珍しいキノコを見つけて興奮していましたww
写真はSさんみたいにきれいなキノコ写真を撮ることにそれほど情熱を注ぐことが出来ておらず大したものはありませんが見てやってください。
右下:5合目で一番珍しいとS.W君が興奮していたのがクロイグチ




(J.Kさん)
ベニテングタケこそ見られなかったものの、色々なキノコを見ることができ楽しかったです。ありがとうございました。
(T.Mさん)
合宿にあたり、様々な手配・調整をしてくださり、大変ありがとうございました。キノコを見るために富士山に行くなんて、自分一人ではまず考えられないことで、研究会に所属していて良かったと思いました。キノコだけでなく、荘厳な原生林、火山性の堆積物など、見どころいっぱいで堪能しました。
左:みんなが待ち望んでいたベニテングタケ


