神戸市立青少年科学館で11/7の13時より開催されました。
開会式前の準備にいそしむ御影高校生徒の諸君です。右のマスクの人は河合先生。
背景が黒のパネルやゆるキャラ風のデザインなど、のちのちの博物館等での展示を意識したものだそうです。こういうのが特技の生徒さんもおられるようです。
開会式では、記念すべき自然科学部門第1回なのでガンバってくださいとの神戸高校の先生の挨拶がありました。
いよいよ発表の時間です。早口にならず簡潔に説明が続きます。修法が原ではこの8年に1回きりという芸人に例えるといわゆる「一発屋」が半分以上だそうです・・・
今回は「兵庫きのこ研究会」「人と自然の博物館」「御影高校」のコラボレーションとの説明がありました。
上位10位の頻度のキノコを種別に解説もされました。やはり硬質菌が多いみたい。
聴衆は生徒だけでなく他校の先生も。樹脂標本の作成方法や、キノコが環境指標になるのか、とか、キノコの「確認総数」の単位は子実体の数か?など高度な質問が来ます。
他校の掲示は模造紙に手書きというのも多く、御影のはレベルが高いようです。助成金の効果もあるとか・・・
武庫川女子大付属高では、バイオエタノールの生成に担子菌を使う実験の発表をしていました。268種類の担子菌中スエヒロタケがダントツで高いセルロース分解能を示したそうです。
最後に披露されたマツオウジの香りを抽出した液をアロマで熱して嗅がせてくれるデモも興味深いものでした。「おぉ、タシカニ、マツオウジダ!」
Written by なきのこ