去年も確か死んでいますね。
今回の被害者はきのこに詳しいグループの人たちと書いてありました。
確かに、ニセクロハツが載っていない図鑑もあり、初心者が間違えることはありますが、
少しかじった人間なら、あえて危険を冒して間違えることはないように思いますが。
上の写真は多分クロハツです。
私は、クロハツは黒いと思っていたのですが、実際見たときの印象は
「意外と白いじゃん!」というものでした。
私なりのベニタケ属の判定は、黒、赤、白はだめで、中間色はOKというものでしたが、
これでやると、私もいつか今回の人と同じ運命をたどっていたかもしれません。
そんなに黒くないのにクロハツという名前が間違いのもとかもしれません。
クロハツ類については、もっと啓発していく必要があるのと思います。
ところで、日曜日の午後の富士山で残っているきのこは
そう、見事にドクツルタケだけです。
富士山にきのこ狩りに来るグループは、2種類あります。
きのこのことを知っていて、食菌だけを採るグループと、
根こそぎ採って、麓のきのこ鑑定士に鑑定してもらうグループです。
しかし、根こそぎグループもドクツルタケだけは採りません。
ここまでくると、もう安心なのですが、ニセクロハツについては、
もっと大騒ぎしないと周知徹底できないのかもしれませんね。
Written by seki